あの日、あの場所で-君に恋した夏の日-
<番外編>悠・光る汗と涙

己との闘い


真夏のグラウンド。

照り付ける、眩しい日光。

溢れ出る、汗。

熱さ故、陽炎がゆらゆら

――いや、ぐらぐら揺れている。

そんな中、私――浜崎 悠は、走っている。

私は、陸上長距離の選手である。
< 466 / 731 >

この作品をシェア

pagetop