あの日、あの場所で-君に恋した夏の日-

(は、春人…!)

春人だった。

あの春人が、

――大道具しかしてこなかった春人が、

主役をやっている!

野菜の世界において、主人公の"メロン"が王に食べられそうになるが、

親友のパセリがおとりになってくれている間に

メロンは妹の結婚式に行き、

必ず帰ってくることを約束し、

走るという感動作である。
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