あの日、あの場所で-君に恋した夏の日-

「あー、知ってる、

永遠 春人でしょ?

彼女居たっけ?」

「何かー、居たけど別れたっぽい!」

「じゃあ、リカいっちゃいなよ!」

「うーん、じゃあ、今日の放課後

部活の時にー、裏庭で告ろうかなー!♡」

(やめて、やめて、

止めてーー!)

そう思いながら、トイレの入り口に立っていた。
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