あの日、あの場所で-君に恋した夏の日-


――高三の冬、
終わる受験。
近付く卒業。

…気付けばいつだって、

私の中には春人が居たんだな…。

でも、お母さんからも『関わるな』って言われちゃった上に、

プロポーズを断ったり

あっちが後輩と付き合ったりしたから、

今更、どうすることもできない。

――少なくとも、今の私には。
< 551 / 731 >

この作品をシェア

pagetop