あの日、あの場所で-君に恋した夏の日-

振り向いた彼女は、

とっても優しい顔をしてこちらを見ている。

「あぁ、

委員長メガネじゃん。

何か用?」

青空さんが、汚い言葉遣いで僕を睨んでいる。

「ヒイッ」

去年と一昨年同じクラスだった青空さんは、

僕から見たらギャルで、苦手なタイプだ。
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