あの日、あの場所で-君に恋した夏の日-
<ブランク>世界から君が消えたなら

空白の十八年間


私は、暗い、底のない空間を

ずっとずっと

――どれくらい時が経っただろうか

…永遠にも感じられたくらい長く、

彷徨っていた。

まるで、そこは深海か宇宙のようで、

誰もいないものだから

私は怖くなった。
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