あの日、あの場所で-君に恋した夏の日-

「嫌ぁぁーーっ!」

泣き叫ぶ私。

すると、

今までのものが総動員して近寄ってくる。

「何してるの?

俺と結婚しようよ!」

アハハッ アハハハッ

「お前なんて、死ね!」

「まっとうに、いき、ろ…」

迫りくる黒いものが、全てを切り刻み、

血の海へと変えていく。
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