あの日、あの場所で-君に恋した夏の日-

「君は、今まで俺が会った女性の中で、

一番素敵だ。

そして、今日が最も美しい。」

「あ、ありがとう、ございます…。」

彼は、一体何を言っているのだろうか?

まるで、以前私の恋人で会ったかのような話しっぷりである。

(私は今まで、

ともくんとしか付き合ったことがないと、お母さんに聞かされている。)
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