あの日、あの場所で-君に恋した夏の日-

「でも、アカウントを譲り受けたのは

高一になる春休みだったけど、

入学式の日に

美唄の幻想子の名言を聞いてから、

どうにか俺はお前に

存在を気付かせたいと思った。」

「…そう、だったの?」

私は、そんな前から春人が私のことを考えていたことに、

驚いた。
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