あの日、あの場所で-君に恋した夏の日-

(そんな不思議なことが、この世にあるだろうか?)

美唄がそう考えながら

まばたきをした

次の瞬間、

そのおじいさんは、

どこかへ消えていた。
< 699 / 731 >

この作品をシェア

pagetop