あの日、あの場所で-君に恋した夏の日-
私は、主観を変えることにより、
美唄の視点だけでは見えてこなかった
雨露高校の、美唄の周りの人々の物語も
描きたかったのです。
人は、誰しも自分が考え感じていることが全てとは限りません。
考えることは、一人ひとり違うと思います。
そんな各キャラクターの視点で描くことにより、
美唄が過ごした日常を、更にリアルに感じていただきたいと考えました。
また、美唄視点の話だけでは分かりにくいであろう真実も、
読者の方に感じていただくことができていたら嬉しいです。
(例えば、智樹の美唄への想いなど)