あの日、あの場所で-君に恋した夏の日-

春人は、三歳で亡くなった時

この世界への未練と

一人残された兄を支えるために

サンタにもう一度存在をプレゼントしてもらうのですが、

美唄の結婚式ということで、

『もうこの世界に未練はない』と感じ、死の世界へ戻っていきます。

一人残された兄も、

「自殺は自分だけの問題ではないことに気付いてね。」

と言ったように成長を遂げ、

春人は安心したのでした。
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