あの日、あの場所で-君に恋した夏の日-

(何か、ブタのブーフィって、大食いデブの太山君に似てる…。)

まん丸と肉付きの良い輪郭。優しそうなたれ目。

少し小汚い顔…。

そんなことを思っていると、朝食の牛乳を吹き出しそうになった。

そのタイミングで、お母さんの携帯のメールが

"ちゃらりーん、鼻から牛乳~♪"

と鳴ったので、

「やめてよ、お母さん!」

と責めてしまった。
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