あの日、あの場所で-君に恋した夏の日-

学校に着くと、

(そういえば、今日から永遠の横じゃん。

あ、――でも、Cyclamenの一件で忘れてたけれど、永遠には

咲ちゃんという美人な彼女がいるんだった…。)

また、少しズキッとした。

そして、今日もいつもと変わらぬ、けれども少し甘酸っぱい、

平凡な一日が過ぎていくかのように思われた。
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