俺様上司に、永遠の愛を誓え
何か、会社であったのかな…と思った。
そういえば、今日は部長は上役に呼び出されて、ずっと話をしていたようだった。
「部長…? どうか、したんですか…?」
「……”部長じゃない“と、何度も言ってるだろ……」
問いかけには答えずに、眉間にしわを刻んで、部長が口にした。
「あ…えっと……圭吾…」
小さな声で呼ぶと、
「……。……悪い、おまえなんかにあたったりして…」
と、自分の髪をぐしゃりと手でつかんだ。