俺様上司に、永遠の愛を誓え
第4章「誘惑」

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ーーあの飲みに行った後から、松岡部長は何かとまとわりついてくるようになった。


「…ねぇ、北城さん、このコーヒーマシンどう使うのか、教えてくれない?」


「そんなの、私じゃなくて他の人にでも、聞けるじゃないですか…」


「俺は、あんたに聞きたいんだって…北城さん?」


退路をガタイで阻んで言う松岡部長に、しょうがなく使い方を教えると、


「サンキュー。じゃあ、お礼にランチおごるから、行こうぜ?」


と、また腕を引っ張られた。



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