ただお前を愛してる。⒉


呼吸が落ち着き、やっとレイの胸から離れることができた。






ミユ「レイ、あのね、部屋に行ってたのは、レイのプレゼント取りに行ったからなの!」







レイ「へ?」






レイはきょとんとしてる。






可愛いっ!






って、そーじゃなくてっ!!







ミユ「うけとってくれる?」







ギュッ




ミユ「わっ!」







レイ「マジでさんきゅ。
やべぇ。すげー嬉しい!!」







そう言ってレイはすごい喜んでくれた。








レイ「俺、プレゼントとかはじめてもらったわ。」







え!?


そうなの?







レイ「一生大事にする。」








レイの家庭はプレゼントとかなかったんだろうな……






ミユ「これからは毎年私がプレゼント渡すよ〜!」







レイ「ありがとな。」







レイ「開けてい?」





ミユ「うん!」




パカッ






レイ「ピアス……」






ミユ「レイに似合いそうだったから買ったの。」





レイ「俺、これめっちゃすきだわ。」






ドクロ模様のピアス。






レイ「つけて?」







ミユ「う、うん……」






私、耳に穴開けてないし、分かんないよぉ〜





レイ「穴あいてるとこに刺せばいいから。」






ミユ「うん……」








で、できたっ!





ミユ「つけれたよっ!レイ!!」




レイ「お。さんきゅ。」







ミユ「うんっ!」






レイ「つーか、俺からもプレゼントあんだけど。」







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