ただお前を愛してる。⒉



「レイ……」


呼んでも返事はなかった。




「ねぇ、レイ。痛かったでしょ……。
ごめんね……っ……」





ガラッ




「ミユ、少しは休め。体こわすぞ。」



3人は心配そうな目で私を見つめる。




「今日はずっと傍にいたいの。
ごめんね……。」




「……分かった。何かあったら連絡して。俺ら帰るから。」



「うん……ありがとう……。」



3人は帰って行った。
3人とも傍にいたいだろうに私に気をつかって帰ってくれたんだな……。

< 40 / 192 >

この作品をシェア

pagetop