ただお前を愛してる。⒉
レイ「はぁ……夢か……」
ん?
何だか手に違和感を覚えた。
視線の先には
ミユ!?
ミユ「スースー……」
ミユは俺の手を握りながら規則正しい寝息を立てて寝ていた。
レイ「ミユ……お前ずっといたのか……」
オレンジ色に染められた空が異様に明るく思えた。
ん?
涙のあと?
ズキン
ミユは、なにかに傷ついてるのか……?
「俺が傍にいるだろ。
俺がお前を守るから。」
何故か無意識にそんなことを口走っていた。