消せない想い
はじまり

1


いつもの朝。
ひとりで学校へと続く道を歩いていると、後ろから足音がして。


「おっはよ~~っ!」


がばっっ


朝からいきなり首を絞められる…!

「うぐ…う、腕、巻き付けないで、苦しい…」
「ごめんごめん…おはよ、舞桜っ」

と、そこでやっと腕から解放。


「おはよ、ゆうちゃん」
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