愛たくて
謎の転校生
「ねーえ、ひーちゃんあ〜そぼ」
「いいよー。あかねちゃん何して遊ぶ?」
会話がどんどん聞こえなくなってゆく…
ふとまぶたを開けると目線の先には天井があった。
(あ、なんだ夢か)
「懐かしいな。ひーちゃん元気にしてるかな」
「ッ!?」
なんとなく時計に目を向けた途端心臓がありえないほどの速さで動いた。
「やっっば!遅刻する!!」
慌てて飛び上がりすぐさま制服を着て家を飛び出した。
ガラガラといきよいよく扉を開けた
「セ、セーフ」
「何がセーフよ、髪くしゃくしゃじゃない」
「いいじゃん、セーフはセーフなの!」
「仕方ないな〜、ほらあかね、後ろ向いて髪とかすから」
「エヘヘ〜。ありがとう葉月」
この子は私の親友の西村 葉月(にしむら はづき)
可愛くて優しい自慢の親友。
この遅刻をしているダメ子ちゃんは
伊藤 あかね(いとう )
「あかねは髪綺麗なんだからもっとちゃんとしなよ。顔も可愛いのにもったいないよ?」
「はい?頭大丈夫葉月?」
何故か葉月は私のことを可愛いという。意味がわからない。
そんな他愛のない話をしているとホームルームが始まった
「今日は転校生が来ている。みんな仲良くしてやってくれ。じゃあ転校生入ってこい」
扉が開くと女子達の悲鳴で教室がいっぱいになった。
悲鳴の意味は転校生を見れば分かった、私も思わず目を見開いた。
(何じゃあの超絶イケメンは…)
後ろの席の葉月も口があんぐりしてた
「転校生、自己紹介してくれ。」
「はい、僕の名前は遠山 千尋です。
(とうやま ちひろ)よろしくお願いします。」
「じゃあ遠山、あかねって奴の隣の席に座れ、あかね教えてやれ」
「は、はい。」
「これから宜しくね。あかねちゃん笑」
遠山くんがにこりと私に笑いかけると周りの女子達が睨みつけてくる。
(ただ席が隣ってだけでこんなに睨まれるとか勘弁してよ…)
「あ、ついでにあかね、放課後校内を案内してやってくれ。頼んだぞ。」
(えー!?なんで私が〜??)
「は、はい…」
放課後が来ないで欲しいと思いながら遠山くんの横顔をチラリと見た
「なんか俺の顔についてる?」
「いや、何もついてない」
「そっか笑」
(やっぱりかっこいいな〜そりゃ女子も叫ぶよね笑)
そんなことを考えていたらあっという間に放課後になってしまった。
「いいよー。あかねちゃん何して遊ぶ?」
会話がどんどん聞こえなくなってゆく…
ふとまぶたを開けると目線の先には天井があった。
(あ、なんだ夢か)
「懐かしいな。ひーちゃん元気にしてるかな」
「ッ!?」
なんとなく時計に目を向けた途端心臓がありえないほどの速さで動いた。
「やっっば!遅刻する!!」
慌てて飛び上がりすぐさま制服を着て家を飛び出した。
ガラガラといきよいよく扉を開けた
「セ、セーフ」
「何がセーフよ、髪くしゃくしゃじゃない」
「いいじゃん、セーフはセーフなの!」
「仕方ないな〜、ほらあかね、後ろ向いて髪とかすから」
「エヘヘ〜。ありがとう葉月」
この子は私の親友の西村 葉月(にしむら はづき)
可愛くて優しい自慢の親友。
この遅刻をしているダメ子ちゃんは
伊藤 あかね(いとう )
「あかねは髪綺麗なんだからもっとちゃんとしなよ。顔も可愛いのにもったいないよ?」
「はい?頭大丈夫葉月?」
何故か葉月は私のことを可愛いという。意味がわからない。
そんな他愛のない話をしているとホームルームが始まった
「今日は転校生が来ている。みんな仲良くしてやってくれ。じゃあ転校生入ってこい」
扉が開くと女子達の悲鳴で教室がいっぱいになった。
悲鳴の意味は転校生を見れば分かった、私も思わず目を見開いた。
(何じゃあの超絶イケメンは…)
後ろの席の葉月も口があんぐりしてた
「転校生、自己紹介してくれ。」
「はい、僕の名前は遠山 千尋です。
(とうやま ちひろ)よろしくお願いします。」
「じゃあ遠山、あかねって奴の隣の席に座れ、あかね教えてやれ」
「は、はい。」
「これから宜しくね。あかねちゃん笑」
遠山くんがにこりと私に笑いかけると周りの女子達が睨みつけてくる。
(ただ席が隣ってだけでこんなに睨まれるとか勘弁してよ…)
「あ、ついでにあかね、放課後校内を案内してやってくれ。頼んだぞ。」
(えー!?なんで私が〜??)
「は、はい…」
放課後が来ないで欲しいと思いながら遠山くんの横顔をチラリと見た
「なんか俺の顔についてる?」
「いや、何もついてない」
「そっか笑」
(やっぱりかっこいいな〜そりゃ女子も叫ぶよね笑)
そんなことを考えていたらあっという間に放課後になってしまった。