少女マンガ的社内恋愛
今はまだ仕事中なんだから、余計な事は考えない!!


ミスして怒られて、常務のせいだ!…だなんて、幾ら何でもしたくないもの。


「よし、帰ろう!」


フンッ!と意気込んでから、私もドアノブを捻って営業部のオフィスへ。


「燐、後どれ位かかりそう?」


「待って、後見直してデータ保存するだけだから……」


常務の甘々攻撃に囚われずに気合いを入れ直した事が良かったのか、その後はミスする事無く仕事を終わらせる事が出来た。


只今私は隣の燐が仕事を終わらせるのを、横で待っている最中。


「倉金さん、小笠原さん、お疲れ様ーーー」
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