少女マンガ的社内恋愛
尚、さすがにキスされた事は話してない。


だって…だって……あんな熱烈エロティックな深~いキスされましたなんて、燐に知られたら……どれだけからかわれるか、分かったものじゃないもの………っ!!


あの時の口づけと常務の真剣な眼差しを思い出しただけで、心臓の鼓動がヤバイ事になる。


「アレ澄鳴どうしたの?顔赤いわよ」


「気、気のせいよ!気のせい!!」


動揺が顔にも出てたのか燐に不思議そうな目を向けられたが、どうにかスルーした。


そして数分後、私達の目の前にレンガ調の建物が現れる。


「あっ、澄鳴ちゃん!いらっしゃい」
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