少女マンガ的社内恋愛

イチャラブ同居

チュンチュン…ピチチチチ……と、スズメの鳴き声が微かに聞こえる。


「ん……」


ゆっくりと瞼を開けると誰かにオデコを撫でられている気がして、一気に開眼スピードが上がった。


「おはよ、澄鳴」


「キッ…キャアアアアアッ！！」


目の前にいたのは、宝石や磨きたての窓ガラスよりキラキラ輝く笑顔を浮かべる高稲常務。


「なんだよお前、いきなり悲鳴なんてあげやがって」


「い、いや、“いきなり”なのはアナタの方ですよ！何やってんですか常務！」


「んっ？澄鳴起こしに来たら寝顔がカワイかったから、オデコ撫でてただけだけど？」