少女マンガ的社内恋愛
白い歯をチロッと覗かせて笑う常務は、最早鬼ネコとは違う方面の悪魔だ。


私はこんなに恥ずかしいのに、常務はまだいつも通りの格好。


「常務…ズルイ………なんで私だけ脱がして、自分はそのままなんですか……」


すでに息を切らし始めながらも、どうにか訴えた。


「おお……そうだな。オレも脱がなきゃな」


バサバサと常務も服を脱ぎ、上半身裸に。


その肉体は今日から30代とは思えない程筋肉がついており、思わずまた見とれてしまう。


「これでいいか?」


「ま、まぁ…一応は」


なんかおかしい返事の後、彼の愛撫は再開された。
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