少女マンガ的社内恋愛
にしても肌寒いな……なんでだろ………


「キャッ!」


ふと自分の体を見ると、一糸纏わぬ姿で驚く。


慌てて布団に潜り込むと、隣で常務が寝ている事に気がついた。


彼も布団からはみ出る上半身は何も着ておらず、瞬く間に昨日の記憶が蘇る。


「そうだ…昨日私………」


脳内がスッキリするとここが常務の自宅という事も理解して、ボワッと頬が熱くなった。


私寝起きだから、つい自宅だと思っちゃったよ………えっと、昨日は確か……


そう、最後ら辺で半分意識を失う様に寝ちゃったんだっけ…


「アワワワ………恥、恥ずかしい……っ」
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