イケメン 一家に囲まれて

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〜陽鉈〜


僕は陽鉈、好きな人がいる。

けれどそれは叶わない恋。

僕の恋は儚く散っていった。

遼は、僕に依存している、僕の遼に依存している。


僕ら双子は、寂しさを埋めるために正反対な性格でも仲良くずっと二人でいた。


可愛い妹とは、僕らの癒しでなんでもいうことを聞いた。


告白では、遼が変わりに行ったり、僕が変わりに行ってもバレなかった。


それが尚更僕らの心に、傷を付けることなのに。

僕らの存在をしっかり知って欲しくて、同じことを繰り返した。

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