イケメン 一家に囲まれて

「ねぇ?」

美堂に呼び出された。

「な、何ですか?」

「藤堂美咲と友達なんだってね?その会社潰そうかなぁ~、ねぇ?どうしようか?」


わかっている…。


「お願いします、美堂様…どうかお辞め頂けませんか?」


「ならあの所のメイドをやめて…私の所に来なさい。学費は私の家が払うから」


彼女微笑み、楽しそうに去っていった。


ごめんね、美咲、戸村さん、遼、陽鉈、彩ちゃん、朔さん、誠哉さん。


私は、私を大切に扱ってくれた友達を守りたい…。
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