イケメン 一家に囲まれて
「立花さんこれ制服です」
黒と白のセーラー服は清楚さを際立て、ブスな私でも純粋ぽっく見えそうだ。
「ロファーと、指定の黒のソックスです、腰まである髪は結ばなくても大丈夫です」
「ありがとうございます、すみません靴下まで用意してもらっちゃって」
申し訳ない…
黒のソックスは太ももまでありそうなくらい長い。
冬場にはちょうどいい。
「夏になったら夏服の制服を渡しますから」
「ありがとうございます」
陽鉈と遼は納得した感じはなさそうだか、関係ない。
私はお金を稼げればいい。
ただ、それだけ…
イケメン一家?
には、頭が上がらないだろう…きっと。
この人達に振り回され生活していくだろう。
お金を稼げればいい…そう心に言い聞かせ。
イケメン一家の領域に一歩踏み出した。