イケメン 一家に囲まれて
「わかった…ありがとう……美咲。今そっちに行く!」
「君に何が出来るの?この僕を倒して扉を開けるの?」
「出来るよ、貴方はもう何も出来ない」
紅茶のポットに手を伸ばし相手にかける。
「あっつ!……火傷!やだ!救急車!僕の綺麗な顔が!!!」
「美咲!今だよ!」
バァッン!!!
そう言うとドアが破壊される。
「唄!!」
「遼?」
ドアが蹴破られたと共に入ってきたのは遼と美咲だった。
遼は私の名前を呼ぶと強く出し決めてきて。
美咲はいつの間にか遊見を取り押さえていた。
「唄ちゃんごめんね、このドアを開けてもきっとその遊見に人質にされちゃうから何とかして彼を抑えたかったんだ」