イケメン 一家に囲まれて
「これでお姉ちゃんいじめないの?」
「はい、彩様のことを守るのを誓いますよ」
そういうと顔を明るくして戸村さんの方に行ったかと思う変なことを言い出した。
「見てた?彩にお姉ちゃんができたの‼︎」
えっ?
「彩様、立花さんはあくまで…」
「唄お姉ちゃん!一緒に遊ぼ!」
「待て‼︎彩そいつはお姉ちゃんじゃない!」
と、遼が彩ちゃんを取られた嫉妬か叫んだ。
「お姉ちゃんだもん遼兄いちゃんなんて嫌い!」
「っ…!」
この家の中で強いのは、彩ちゃんかもしれない。
「彩様…」
「なんで?お姉ちゃんなのに様をつけるの?」
ウルウルとした、瞳で見つめられこれはもうダメだと諦めちゃんづけて読んでみる。
この感じだと敬語もダメだ。
「彩ちゃん…あのね」
イケメン3人は、隅でコソコソ話している。
戸村さんはイケメン3人をなぜか縛り上げ始める始末。
だ、ダメだ助けてもらえる可能性もない…
しょうがない…
「じゃあ先に宿題をお姉ちゃんと終わらそうか?」
「うん!」