イケメン 一家に囲まれて

「貴方…陽鉈様の眠いっている時の写真持ってる⁈」

お姉様方に連行され、裏庭にきたのだが。

リンチ…されるそう思っていたのに。

「私達、陽鉈様と遼様の珍しい写真とかが欲しいの‼︎」

恋する乙女って感じだが、この人達は完全にストーカーに分類されるな。


「一枚一万でも何万でも払うわ!」

ピクッ…

「ネックレスとかならもっと出すわ!」

ピクッピクッ…

「僕は遠くから大人しく見る方が好きだなぁ」

「僕も…お姉様方は嫌なの?」

甘い〜〜‼︎

甘すぎる〜!

なんだこの雰囲気は、お姉様方はもうノックアウト。

二人はさらに追い討ちをかける。

「僕は…遠くから見てる人を見るとね」

「焦ったくって押し倒したくなるよ」

二人は耳元で囁く。

「お姉様方にもそうしてみたいなぁ」

「し、失礼しますわ!」

「ははは、鼻血が…」

など慌ててみんなどこかえいってしまった。

「立花!名につられてんだよ!」

へ、変態がいるぅ!

あんなことをしたいと思うなんてハレンチだよね⁈


おおお、お父さんは言ってたもん!

ききき、キスとかは…けけけ、結婚してからって。


なのに…

「テメェッ!」


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