イケメン 一家に囲まれて

グイッ

「ちょっと待ちなよ」

いきなり引っ張られ、また顔をあわせる。

誰だろう、このイケメンは?

声が誠哉さんのような…いやでも誠哉さんはこんなイケメンではないし…


「その誠哉は僕だけど?」

「えっ⁈」

「君、声に出てるけど?」

「えっ…す、すいません‼︎」

い、いつから声に出てたの⁈

て、てか誠哉は僕だけとって?

目の前の人は誠哉さんってこと⁈

「ま、前髪あげてた方が明るくいてい、いいですね‼︎」

と、とりあいず褒めてみよう!

「はっ?」

ぎゃ、逆効果⁈
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