イケメン 一家に囲まれて

ど、どう誤魔化せばいいの?

ここのお風呂…そうだ!

「彩ちゃん、ここのお風呂みんなで入れるくらい大きくないんだ、だからまた今度入ろう?」

「…わかった」

しょんぼりしたものの、なんとか誤魔化せた。

彩ちゃんと着替えを持ってお風呂に行く。

お風呂で彩ちゃんの体を流し、初めて見る狭いお風呂に興味を抱いていた。


「お姉ちゃん、今日はケーキ食べるの?」

「うん、食べるよ」

龍ちゃんが用意した安いケーキだけど…

体を温めお風呂から上がり、彩ちゃんを部屋へと連れて行く。


「次入ろう」

朔さんは、私達がお風呂から上がるのを待っていたらしい。


私は、龍ちゃんのところに行って夕飯の支度しなきゃ。

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