イケメン 一家に囲まれて
スパルタ次男
「い''っ!」
レッスン室に陽鉈の苦痛の声が響いた。
「す、すいませんっ!」
ダンスのレッスン中慣れないヒールを履いて練習しているため、足を踏んづけてしまう。
「朔!こんな女の練習相手なんかしたくないんだけど⁈」
「俺もヒールで踏んづけられる趣味はないよ?」
さっきから暴言ばかりか行き交う。
「立花!ちゃんと踊れ!」
戸村さんが怒鳴り上げるし…
私がこのダンスをしなければいけない理由はこの財閥のメイドとしてダンスくらい踊れるだろ?
見たいな感じらしく、この財閥に泥を塗らないようにやらされている。