体重の無い彼女と僕との関係とは、
その時急に顔が真っ赤になり、涙目になる。
具合が悪くなったのか?おでこに手を当てようとした時

「バカ!!!!」

「は、はぁ?!」

「私落ちた時、パンツ見なかったでしょーーね?!」

「見てないよ、そんな余裕ないし、焦ってたし」

「嘘だッ!!!」

彼女は何て言えば納得するのか?
もうお嫁に行けない…とうずくまる彼女は本当にせわしない。

その時ぱっと顔が明るくなった
?と僕は見ていると
彼女はぐりんと僕の方を見て舌をぺろっと出した
「ごめ☆今日スパッツ履いてた!!」
「お、…おいぃ!」
僕は脱力する。

「てかさー、」
急な話題転換。彼女といると疲れるなぁ。

「なんであんた、私見ても驚かなかったの?」




ああ、それか、


僕は彼女の秘密を知ってしまったので、お返しに教えてあげる。

「僕、何されても血が流れない、体の外からでない。というか、ケガをしないんだ。」
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