【短】ホワイトクリスマス
自転車をこいでいる間もずっとそのことを考えていた。


(もしかしたら、今日はクリスマスだし何かあるのかな?)


半分の期待と半分の不安が積もる中、ついに学校の近くまで来た。
途中、自転車を近くの駅の駐輪場に止め、私は歩いた。



幸いまだ大雪にあってはいない。
この坂を登れば彼が待つ校門が見えてくる。




ほらね。
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