彼氏と彼女。
「わ、私!
用を思い出したからっ!!!」


そして、その場から逃げるように立ち去った








ドキンッドキンッ



いまだに心臓が騒がしい



初めてのキスに、腰が砕けるかと思った



「――――…また、やってしまった」


今回は自分から誘ったのに、思いっきり嫌がってしまった





―――…謝らないと





私は目に涙を溜めたまま、廊下を歩いた
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