彼氏と彼女。
――――…


「ふーん。罰ゲームね」


次の日、朝からさっちゃんに会ったため私は昨日のことを話した


腕を組ながら、考えるような仕草をするさっちゃんは


「…殴ってやりたいね、その男」


拳を見つめながら呟いた


「だ、駄目だよ!さっちゃん!

もとはと言えば、私が変な勘違いをしたからいけないんだから」


「…うるさい。

病人は大人しく寝とけ」


そう言いながら、無理矢理ベッド寝かされた



…実は、突然熱がでてしまい

私はさっちゃんに無理矢理保健室に連れてこさせられたのだ



「とにかく今は、ゆっくり休みな」



さっちゃんが優しく頭を撫でてくれて


私は小さく頷き、目を閉じた
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