君色に染まる

4歳年上の彼。
営業部の課長としての成績はもちろん、良かった。人当たりも良く上司からの信頼も大きかった。

営業部で彼と知り合って、付き合うことになった。

コツコツ信頼を得て私が課長であるの補佐になった時、彼は誰よりも喜んでくれた。

それからは二人三脚の日々。

ああ、思い出しただけで涙が止まらない。



だめ、こんなに未練たらたらじゃ。

今からでも、ワケを話せばきっと私をまた愛してくれる大和にいつまでもすがるわけにはいかない。

私は私の道を歩む。

でもやっぱり大和と結婚したかった。


…大和が大好きだった。


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