夏の海にくらげっ!
【日常からっ!】
若鮎 鐘響(わくい べる:以下 鐘響)
『はぁ・・・二年生になったって言うのに。
何にも変わんないな、僕は。』

周りには人が沢山いる。
騒ぐ声や、流行りの話をする高校生。
僕は、そんな【ちゃんと高校生を満喫している】高校生とは違って、独り、窓を見て
なんであんなにも元気なんだろう・・・と
自分を高校生なのかな・・・と、疑ってしまった。あんなに、楽しくワイワイなんか、
僕には出来ない。無理ゲーって奴だ。
それで、彼等が羨ましくて仕方が無かった。コミュニケーションなんか、論外。
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