椅子〜やりすぎたイジメ〜

偽証

《音色side》

1人病室で唇を噛む由奈子を見つめながら、

あたしははらわたが煮えくり返りそうになっていた。

「クソ!

やっぱりあいつが、愛を殺したんだ...!」


___愛は、あたしの双子の姉だった。

でも、顔はあまり似ていなくて、

それがコンプレックスだった。

愛は本当に美人だったから。
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