椅子〜やりすぎたイジメ〜
首を抑えながらふらりと立ち上がると、

甲高い声が部屋中に響いた。

『レディース&ジェントルメーン!

……といっても、この部屋にはふたりしかいませんが笑』

この声は……、愛。

不思議と冷静だった。

まるで、愛がこの部屋にいることは必然のようにさえ感じた。


そのときだ。
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