椅子〜やりすぎたイジメ〜
霧恋が私のおでこをつんつんとつつく。

気持ち悪くて吐き気がする。

よく、虐めてるやつにこんなにボディタッチできるよな。

どーせ、由奈子もイジメに加わるんだろう。

そう思った時だった。

由奈子の口から、予想外の言葉が飛び出したのだ。

「馬鹿じゃない。あたしはもうイジメなんてこりごり。」
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