椅子〜やりすぎたイジメ〜
「どうぞどうぞ」

先生は本当に優しい笑顔で、

私に笑いかけてきた。

時計を見ると、そろそろ古典が終わる頃だ。

私が戻れば、

霧恋たちはすぐに行動を起こすだろう。

問題は、どうやって霧恋を羽たちから離すか、だが...。

問題ない。

私だって、それくらいのこと考えてある。

あの単純で、馬鹿な霧恋にぴったりな案を。
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