椅子〜やりすぎたイジメ〜
霧恋の動きが止まる。

そして、興奮を必死に抑えているのか、

途切れ途切れにこう言ってきた。

「それ、ほ、んと、う...?」

「もちろん(嘘だよ)!」

ニッコリ笑顔。

霧恋の顔が途端に明るくなっていく。

羽たちが、

「すごいじゃん!さすが、霧恋ちゃん」
「いいな、うち、告白なんてされたことないよ」

と口々に言う。
< 275 / 279 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop