椅子〜やりすぎたイジメ〜
すがるように媚びるさくら。

そんなさくらを、亜弥音は冷たい目で

見下ろしている。

「バッカじゃない。

勝手に友達ズラしないでよ?この泥棒猫」

亜弥音はフッと笑うと、

一気に冬に戻ったような声色で一言。

「あんたを友達って思ったこと、

1度もないんだけど?

むしろいつも、死ねって思ってた」
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