好きだったから・・・・


「誰の手も借りずに育ててくださいね」と部屋を出ていった


院長先生達も追いかけてきたけど
可愛がるのはいいけど、手はださないようにと念をおした。


一緒に住みながらだれも手を出さなかった

朝も宗を置いていこうとした
忘れ物だと押し付けたら


宗近さんが土下座して謝った

「もう、わがままはいいません、俺には無理でした。二人で育てないか?」

「条件をのんでくれたら」


条件を言ったら
わかったと言ってくれた


じゃあって頬に触れるか触れないかのキスをしたら
宗近さん顔が緩んで
飛び出して行った



お義母さんがやってきて

「簡単でしょ?宗近は・・・・」

一応はいとは言ったけど
本当にこれてよかったのかと

「バレないでしょうか?」

大丈夫と笑っていた
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