太陽の君と月の私
そんな彼女の指もとをたどると、その青年と目があった
きりっとした眉毛に大きな目、整ったはなと紅く色づいた薄い唇
たしかにどこからどうみても正真正銘のイケメンだ
そしてその容姿どうりどこか王子様のような雰囲気をまとっている
でも、だからと言って好きという感情になることはない
あっちもしばらくこっちを向いていたが特に興味もないので私からプイと目をそらした
「たしかにイケメンだけど別に顔がカッコいいだけじゃん」
「はぁ、あんたわかってないね!もぉそれよりもっと近くのいくよ」
「えっちょっと、だから私は別に興味なっいって‥。」
どうやら私の興味はどうでもいいようで、大きな目を輝かせながら私のてを無理矢理引いてくる結月。