太陽の君と月の私
「ふふっやった」
1人喜びに浸っていると
「へぇ~こんなところでたべてるんだ」
突然上から甘く艶を含んだ声が聞こえてくる
「だ、だれ!?」
それはあまりにも突然過ぎてつい橋を持っている手を緩めてしまった
「あ!っ」
そう思った時にはすでに遅し。
私が大好きな大好きなタコさんウインナーは見事に箸からすり抜け階段をコロコロと滑り落ちていってしまった
か
「な、私のタコさんウインナーが…」
「あ、あーあ」
その様子を見ていたのか上からまた甘く艶の通った声が聞こえる